2024.11.21 23:00作文を書いてみよう夏休みの宿題の一つに、楽しかったことを絵に描いてくださいという課題を出しました。この絵を土台にして、作文を書くところまでやってみようと考えてのことでした。まだひらがな全部は読み書きできない子から漢字の勉強をしている子までと、年齢も進度も様々な子ども達が一緒に勉強していますので、「夏休みの思い出を作文に書きましょう」という指示だけでは難しく、細かい段階を踏んで進めていくための準備が必要です。少し大きい子は絵がなくても自分の記憶を言語化できますが、小さい子や語彙が少ない子にとっては、目の前に自分が描いた絵があることで言いたいことの助けになると考えました。まず、絵を見ながら質問をして、日本語で自由に話してもらいます。いつ?どこで?だれと?なにをした?どうだっ...
2024.11.15 23:00おにぎりアクション2024今年も10月3日から11月16日までの期間、おにぎりアクションが行われていましたので、 おにぎりの写真を公式サイトのおにぎりMAPや保護者のSNSのアカウントに投稿してもらって、ささやかながら寄付に協力しました。かわいくて美味しそうなおにぎりが集まりましたので、ご覧ください。
2024.11.13 23:00ねずみさんのパンツ有名な「しろくまのパンツ」に続く第二作の絵本です。主人公がねずみなので、本の大きさも小さくなっているのも面白いです。子ども達はしろくまのお話を知っているのですが、それでも皆わくわくして楽しそうに聞いていました。ページをめくる楽しさとこれは誰のパンツかなと当てっこする面白さ、安定のオチで、とても楽しい絵本です。
2024.10.29 23:00せなけいこ さん絵本作家せなけいこさんの訃報を知りました。中川季枝子さんに続いて、何度も何度も読んだ絵本の作家が亡くなられたことに、娘もびっくりすると共に少しショックのようでした。「おばけのてんぷら」「めがねうさぎ」は特に思い出深く、レトロな雰囲気の絵も可愛くて、何度読んでも楽しい絵本の一つです。今でも自宅で揚げ物を作る時には、残った衣だけを揚げたものを「おばけのてんぷら」と呼んで娘と二人でふふふと笑っています。小さい頃からあった絵本を娘と一緒にもう一度手に取って読むことができたのは、このお二人のように長く愛される絵本を作ってくださった方がおられたからで、本当に幸せだったと思います。ご冥福を心からお祈りします。
2024.10.26 22:00ハロウインの工作10月半ばを過ぎてからは、ハロウィンを少し意識した工作を楽しみました。紙コップ2つをつなげて、口をぱくぱくするような動きをする仕組みです。パクパクおばけを作りましょうと、自由に好きなおばけを作ってもらいました。笹を咥えたパンダだったり、大きな赤い舌を出しているおばけだったり、牙があって血が滴っているおばけだったりと個性豊かなパクパクおばけが完成しましたが、「九尾の狐を作る」と言って、凝った作品を作った子がいましたのでご紹介します。後ろにはちゃんとしっぽが9つあって、口からは炎を出しています。折り紙を自由に使った、色の濃淡のある炎の表現がなかなか素晴らしいです。「耳もつけなくちゃ」「足も」「あ!いいこと考えた」と浮かんだアイデアを次々に日本語で話しながら...
2024.10.21 22:00母と国家少し古い記事ですが、大変興味深い対談でした。温又柔さんと信田さよ子さんの視点から語られることが、海外で子供を育てた自分にも思い当たることだったり、うっすらと感じていることだったりと、色々と突き刺さりました。抽象的な話のようでありながら、実に具体的にお二人の言わんとしていることがわかってしまうこの感覚は、海外でお子さん(特に娘さん)を育てている日本人女性ならわかっていただけるのではないかと思います。ご興味のある方はぜひお読みください。