2019.01.18 23:00好きな言葉で字の練習子どもの好きな言葉や名前など、好きな言葉で書き方練習プリントが自作できます。白抜きで、ある程度の太さがあるフォントなので、幼児には特になぞり書きしやすいように思います。はみ出すことを恐れず形をなぞれるのは、とても良いと思いました。書き順が付けられたり、文字のサイズが選べるのも便利です。カタカナ、数字にも対応していますので、色々な言葉が作れますね。海外在住だと日本から市販の教材を入手し難いことも多く、無料ダウンロードできるプリント教材は大変心強い存在ですが、子どもの名前や興味のある言葉に特化してプリントが作れると、一層使いやすい場面も増えるように思います。日本語学習初学者の外国人の方にも便利ですね。作ってくださった方、ありがとうございます。
2019.01.17 23:00「古典は本当に必要なのか」について*直接リンクを貼れませんでしたので、ご興味のある方は、下記のタイトルでyou tube内で検索してご覧ください。古典は本当に必要なのか 明星大学明星大学日本文化学科シンポジウム(20190114)全体で3時間半ほどの長い動画ですので、簡単に説明します。日本の高校の必修科目で古典(古文漢文)を教えることは必要かというテーマで、必要派と不要派の方がそれぞれの意見を述べ、両派でのディスカッション、聴衆からの質疑応答の様子を録画したものです。不要派の主張をかいつまんで言いますと、 「現代を生きるのに必要度の低い教養である古典を高校生に教えるのは即刻やめるべき」 「古文・漢文より国語リテラシー」 すなわち、高校生は他に...
2019.01.13 23:00漢字1006字ブック日本語学習を続ける上で、大変だと親も子も実感するのは、まず漢字と言えるかと思います。アルファベットは、長い綴りや特殊な綴りなどはあっても、字そのものを覚えることは限られているのに、日本語は、ひらがなとカタカナだけでなく、漢字をたくさん覚えなければなりません。学年が進むにつれて、画数も増え、加速度的に難しい漢字も増え、同音異義がどんどん出てきます。ほとんどホラーですね。海外で育つ子どもにどの程度漢字学習を求めるのかは親として悩むところですが、小学校低学年で漢字を諦めると、日本語の語彙や表現力が増えないので、日常会話以上の語彙を獲得できない可能性が高く、漢字にふりがなを振っても理解できない語彙が多くて、学習そのものが困難になる、年齢相応の会話力が育ちにくい...
2019.01.09 23:00真面目に反論してみます上のリンク先を読んでいただけるとわかるのですが、いくらインターネット上の無料記事でもここまで内容の浅いのはいかがかと。でも、誰でも読めるだけに、いい加減な内容を書かれると百害あって一利無しですから、ちょっと真面目に反論してみたいと思います。個人の感じ方次第の面もありますし、ケースバイケースとも言えますので、恋愛についてはここでは触れません。国際結婚して20年以上の者として言いたいことはありますが、割愛します。問題は、国際結婚のメリットとして最後に挙げられている、子どもがバイリンガルになるかも!?の部分です。なりますか?自然に?そもそも、どういうレベルの言語使用能力を指してバイリンガルと言っているのかわかりませんし、学者の間でもバイリンガルの定義には色々...
2019.01.07 23:00都道府県名の漢字2020年度から新しい学習指導要領が実施されることに伴い、小学校6年間で習う漢字の数は、20字増えた1026字になります。増えた漢字は、都道府県名に使われる漢字で、4年生に配当されています。移行措置として、2018年度の4年生と2019年度の4、5年生も、これらの漢字を学習することになります。