2018.01.20 23:00どんな絵本を読んできた?作家、漫画家など様々な職業の57名による絵本についてのエピソードが詰まったエッセー集です。読んだことのある絵本もあれば、知らなかった絵本もあり、それぞれにまつわるエピソードもおもしろく、絵本のガイドブックとしてもエッセーとしても楽しめます。
2018.01.18 23:00不可思議な日本語検定少し前に、日本語教育に関することを検索していて見つけたサイトです。サイトの更新も滞っている様子ですし、メールアドレスがフリーメールだったり、団体の所在地や責任者も明記されておらず、不可思議な点が多くあります。そもそもJr.日本語検定協会という団体は、日本語教育に携わっている専門家でも初耳ではないでしょうか。何より引っかかるのは『本検定は、日本語を第二母国語として身につけようとしている…』と書いてある部分です。日本語教育や第二外国語教育、バイリンガリズム等について少しでもご存知の方なら、「第二母国語」という言葉は存在しないことにすぐ気付かれるはずです。どなたが運営されているサイトなのか全く見当もつきませんが、この単語だけで専門的な知識のある人が書いたとは...
2018.01.13 23:00泣き声で言語発達を予測『在胎 32-37 週未満で出生した早産児は満期産児よ りも周産期の泣き声のメロディーのバリエーションが大きく、このような特性を持つ児は1歳半時点の言語・ 認知発達が良好、という新たな事実を発見しました。』と言う内容の研究結果です。『周産期の泣き声のバリエーションが乳児期の言語・認知発達を予測する可能性がある』ということは、言語・認知発達が良好ではないだろうと予測される赤ちゃんには、そのように親も周りも対応できますし、言語発達を助ける支援が早期からできるようになるのかもしれないですね。
2018.01.11 23:00ハーフ興味深い記事でしたので、どうぞお読みください。記事の最後に『みんなハーフさ。みんな半分はお母さんで半分はお父さんなんだから。』とありますが、私も小さかった娘に同じように言って聞かせたことがありました。ハーフだから、父親の国と母親の国の言語も習慣も文化も歴史も両方完璧に身に付けておかないといけないとは思いません。ある程度以上の言語や知識などは、教育や整った環境がないと無理なことは自明ですし、親の力だけでできることにも限りがあります。でも、ずっと我が子とは日本語で喋りたいなと思っていましたし、日本語が理解できれば、自分で日本に関する情報を見つけ知識を増やすことはできるだろうと思いました。もちろん、イタリア語や英語に翻訳されたものがたくさんありますし、自動翻...
2018.01.06 23:00くもん式日本語プログラムくもん式は海外にも教室があったり、通信教育で勉強できるので、家庭の日本語学習に役立てておられる方もいらっしゃることでしょう。幼児教育や国語学習には実績もあり、市販のドリルや知育玩具などもよく考えられていると思うことが多々あります。これだけの実績とノウハウがあるのだから、日本語教育にも応用展開できるのではと以前から思っていたのですが、日本語教育も始まったようです。海外に住む日本語学習者に便利かもと思ったのですが、今のところ日本国内在住でないと受講できないシステムのようで、残念です。海外からも受講できれば、日本語を学ばせたいと思っている親はそれなりの数存在するはずですし、必ずしも補習校や日本語塾に通える範囲に住んでいる方ばかりではありませんから、きっと需要...