不可思議な日本語検定

少し前に、日本語教育に関することを検索していて見つけたサイトです。

サイトの更新も滞っている様子ですし、メールアドレスがフリーメールだったり、団体の所在地や責任者も明記されておらず、不可思議な点が多くあります。

そもそもJr.日本語検定協会という団体は、日本語教育に携わっている専門家でも初耳ではないでしょうか。

何より引っかかるのは『本検定は、日本語を第二母国語として身につけようとしている…』と書いてある部分です。

日本語教育や第二外国語教育、バイリンガリズム等について少しでもご存知の方なら、「第二母国語」という言葉は存在しないことにすぐ気付かれるはずです。

どなたが運営されているサイトなのか全く見当もつきませんが、この単語だけで専門的な知識のある人が書いたとは思えないのです。

検定試験が無事実施されたかどうかさえ更新もなく、何も情報がありませんので、念のためご注意ください。


こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス