ひらがな五十音が読み書きできるようになっても、まだ難しいのが特殊音節です。
読み書き前の小さい子なら、うまく口が回らなくて上手に言えないことも多いですね。
この「ちゅんた きっぷ かった」は、促音や拗音の言葉をたくさん集めてお話が進んでいきます。声に出して読んでいるだけでも楽しいですし、ひらがなを読めるようになった子どもには文字と音声を一致させるのにも良い練習になります。
多分、意識してのことだと思いますが、この絵本の文章には「助詞」がありません。
ちゅんたがきっぷをかった が正しい文ですが、ちゅんたきっぷかった なのです。
このほうが読んだ時にリズム感があり楽しいですし、助詞がなくても意味がわかる日本語ならではと思います。日本語の言葉遊びの醍醐味ですね。
絵もとてもかわいらしく、お話しは単純ですが面白いので、何度も繰り返し楽しめます。
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