ことわざ

小学校2、3年くらいからは、文章表現や会話表現をを豊かにするために、色々な例えや慣用句を学んでいく必要が出てきます。

文字を覚え、漢字が読めても、ことわざの意味を知らなければ、文章の意味するところが読み取れなかったり、肝心のたとえが伝わらなかったりします。

家庭内の親子の会話で、できるだけ親が心がけて慣用句やことわざなどを会話に混ぜて自然に使うのが良いとはわかっていても、忙しい毎日ですから、考えて子どもに話しかけ続けるわけにもいきません。また、受験勉強のようにことわざだけを黙々と暗記させるわけにもいきません。

子どもが面白そうと思って読んでくれそうなことわざの本は色々出版されていますので、そのようなものをいくつか用意するのも一案です。

楽しんで読んでいるうちに意味を知り、自然に口からでたりするようになれば嬉しい限りです。

ことわざ絵本の方は、案外シュールで大人も読んで楽しい一冊です。

ことわざ事典も各種出ていますが、これは五味太郎さんの絵付きでわかりやすく、使いやすい一冊です。


こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス