1年生の新出漢字数は80字ですから、覚えることもそう無理ではなかった子どもでも、2年生ではぐっと漢字が難しくなり、かなり漢字学習のハードルは上がります。
書く練習をするだけでうんざりな画数の多い漢字も増えますので、本当に漢字を覚えることの悩みは尽きません。
特に海外に住む子どもにとって難しいのは、漢字の音読みです。
特に日常会話ではあまり使わない漢語からの熟語は「難しい!読めない!」と敬遠されがちです。
ただただ写経のように漢字をマス目に書いていったり、書き取りテストのために必死で暗記して終わったとたんに忘れるの繰り返しでは、毎学年ごとに苦労が増えるばかりになりますので、それ以外の方法で漢字が記憶に残る術を子どもには与えたいと思っています。
この本は、漢字の熟語が読めると銘打って、熟語の読み方のコツを教えてくれるものです。
漢字を覚えるにはこんな事に気付くとよいですよと言う良いヒントになるような1冊ですので、漢字嫌いになる前に興味を持って読んでみてはいかがでしょうか。
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