ひらがなカタカナの書き順アニメーションのサイトは以前ご紹介しましたが、
(2021年2月25日付「ひらがなカタカナの筆順アニメーション」当ブログ記事)
漢字もあります。
ネット上にいくつかの種類がありますので、主なサイトの特徴をまとめ比較してみました。
漢字書き順辞典
小学校で習う漢字以外もたくさん載っているので、成人の日本語学習者にはこちらをお勧めしています。
その漢字を使った熟語、四字熟語、ことわざなども一緒にわかるので、便利です。
筆順そのものよりも辞書機能が色々と充実しています。
小学校低学年には、少し使い勝手が悪いかもしれません。
漢字書き順辞典の使い方は、下のサイトがわかりやすいです。参考にしてください。
書き順アニメーション
漢字が1、2年生のものと3年生の一部までしかないこと、画面が小さいことなどがマイナスですが、20字までならひらがなカタカナも同時に出せるので、漢字とかなまじりの文章で書く練習をしたい時には便利です。
漢字筆順アニメーション
教科書の出版社別(光村図書、東京書籍、教育出版)に、学年別、新出順に単元毎に整理されて出てくるので、国語教科書に沿って勉強している小学生にはぴったりで使いやすいです。
操作もシンプルで簡単です。
ただ、本当に書き順しか表示されないので、読みや意味は別に辞書など使って提示する必要があります。
試用版ですが、十分使えます。
あかねこ漢字スキル デジタルサポーター
学校専売の教材のサイトですので、パスワードがないと使えないものも多いのですが、漢字一覧表はすべて使えます。
1年生から6年生までの漢字があいうえお順に並んでいますので、そこから漢字を選んで1字ずつ表示させます。
書き順のアニメーションだけでなく、画数、読み方、使い方、部首、まめ知識までありますので、紙の辞書をまだ使いこなせない子どもにも便利です。
他にも漢字の書き順アニメーションは色々ありますが、使いやすそうなものをいくつか比較しまとめてみました。
小学生には上に挙げた中の最後の2つ「明治図書出版」か「あかねこ」のサイトが、やはり使いやすいかと思います。
漢字辞典や市販の漢字ドリルだけでなく、これらのサイトも漢字学習の助けになると思いますので、ぜひ活用してみてください。
漢字の書き順は自己流で書く癖をつけない方がのちのちの漢字習得が楽ですが、書き順を数字で示したり、一画毎に順に書いたものが必ず漢字ドリルや漢字辞典に記載されていても、書き順を正確に書こうとしない子どもは少なくないと思います。
動画ならインパクトがあってわかりやすいので、新出漢字の練習をする時にぜひ使ってみてください。
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