日本語で数字が数えられるようになって、だんだん大きい数も言えるようになってきたら、子ども達にとって100はどんな数字なのでしょう?
暗唱できるからと言って必ずしも数の概念を理解しているとは限りませんので、できるだけ具体的に数を伝えたいと思っています。
一番簡単な方法は、実際に具体物を数えて、目で多い少ないなどを体感することですが、おはじきや数え棒のようなものでも持っていないと、100個の同じ物を揃えるのは難しいですね。
そんなことを考えていた時に見つけたのが、この絵本です。
イラストのように見えますが全部写真で、風船やスーパーボールなどカラフルで子どもの好きそうな物がそれぞれ100個ある、それだけの絵本です。
「本当に100あるのかな?」と数えるのも楽しいですし、同じ100個でも山にまとめた時とバラバラに広げた時の見た目のボリュームの違いを見るのも面白いです。
毎回、1と100を対比させてあるところも良いですし、物に通し番号を打ってないので、グラフィック的にも美しく垢抜けていますし、読み方楽しみ方が色々工夫できると思います。
かずに興味関心を持ち始めたお子さんにおすすめです。
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