2022.06.21 22:00作文 昔話を改造する有名な昔話や童話の中から1つ選んで、違う結末に作り替えてみてくださいというお題の作文です。ナンセンスでもパロディでも良いので、気楽に面白く考えられ、文章を思いつきやすいようにこのようなお題を選んでみました。おかしな うら島太郎 2011年生まれ女児玉手箱のふたを開けると、中からむらさき色の煙がもくもくと出て、たちまち太郎はおむつしか身につけていない3才の男の子になってしまいました。こわくて泣き始めると、あるいっけんの家から五十歳くらいの母親と二十歳くらいの娘が走って出てきました。母親の方が太郎に「どうしたんだい?」と聞きました。「あなたたちがぼくのお母さんとおばあちゃんなんだよ。」と太郎が答えると、母親は「もう何言ってるの。早く...
2022.06.12 22:00作文 後輩へのアドバイス教室では一番年長の生徒さんに「日本語やイタリアの学校の勉強などで、何か後輩にアドバイスを」というテーマで作文を書いてもらいました。日本語の勉強を今まで続けてきた彼女らしい、自分の経験からの良いアドバイスを書いてくれました。 後輩のみなさんへのアドバイス 2011年生まれ女児まず、九九を覚える時には日本語でおぼえるのをおすすめします。なぜかというと、イタリア語だと語ろが悪くてリズムもないので答えを出すのに1秒か2秒考える必要になってくるからです。けれども日本語だと、ラップや歌みたいに考えなくても答えが出てくるはずです。また、漢字ひとつをおぼえられない時は、その漢字を作っているひらがな、カタカナ、漢字...
2022.06.08 22:00大きな文字の青い鳥文庫本好きな子どもは放っておいてもどんどん本を読んでくれますが、自分から進んで本を読まない子もいます。日本語でも本を読んでもらいたいけれど...と悩む保護者も少なくないと思います。「本を読むのは面倒くさい。漫画じゃダメなの?」と思っている子どもには、ちょっとしたことが読書を避ける理由になっていたりします。ひらがなだけの本は内容も簡単過ぎて面白くなかったり、読んでみたくても漢字に振り仮名がなかったり、1冊のページ数が多かったり、1ページに活字がぎっしり詰まっていたり等。日本語の本には、案外と子供たちには手強い要素があります。自分でも読める!読んでわかる!本って楽しい!という経験をできるだけしてほしいけれど、漢字の習得が年齢相応に進んでいなかったり、日本語の会...