二言語で育つ現実

我が子を海外で育てている親のブログや記事はあっても、当事者だった子どもの視点からの記録はあまりないと思いますので、是非お読みください。

お母様の努力もご本人の苦労も思い当たるところがあり、じっくり読んでしまいました。

子どもを育てる時に、予測のできない事も結構あって、その時その時瞬間的に、ベストではなくてもベターだと思う方を選択するしかない場面があります。それが後にどうなるかまで考えてもその通りにならなかったり、思わぬ影響が出たり、親が良かれと思っても、本人に取ってはそうではなかったり。

どんな子供時代であっても、それの続きに現在があると思うと、一人の親として深く考えてしまいました。

仕事の関係で数年毎に違う国に住まなければならない家庭や、国際結婚などで住む国は一定でも親の言語と現地の言葉が2つ3つある家庭などの境遇によって、学校選びや学習すべき言語の取捨選択に差はあるかと思いますが、ついつい後回しになってしまう子ども心の一端を強く感じさせくれる記録だと思いました。

ご自分の成長をきちんと受け止めて、客観的に詳しくまとめられた筆者の方に感心しています。偶然出合った記事ですが、書いて頂いてありがとうございました。


こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス