女の子が全員出席する日にしようと考えているうちに4月になってしまいましたが、先日ひな祭りを教室で取り上げました。
ひな人形も小さめではありますが教室に持ってきて、本物を飾りました。
子ども達はお人形の周りに集まって「きれいー」「わたしのお家にもあるよ」など色々なことを話してくれました。
3月に日本から来る人があったので、お願いしてひなあられを持って来てもらっていたので、「お雛祭りの時に食べる小さいあられですよ」と説明をしてみんなで食べました。
関西のひなあられは甘いもの、塩辛いもの、お醤油味、チョコレートがけと色々な種類が入っていて、色もそれぞれ違うのですが「これはなに味かな」「黄色がおいしいよ」「これが好き」など話をしながら楽しそうに食べてくれました。
ひな人形より圧倒的にひなあられの方が大人気でしたので、来年も日本から入手できるように考えておかないといけないですね。
また、工作の時間には、ひな祭りのちらし寿司をきれいな色の紙を使って作りました。
白い紙はお寿司のご飯、黄色は錦糸卵、薄いピンク色は桜でんぶ、オレンジ色はにんじんや海老、みどり色はきゅうり、さやいんげん、グリーンピースなど、お寿司の上に美味しそうなものを考えてのせていきました。
「ブロッコリーはお寿司に入れるかな?」「小さく切ってみるー」「赤い紙は何にしたらいいの?」「紅しょうが知ってる?酸っぱい生姜」と手を動かしながら会話も弾みました。
工作を見て早速夕食にちらし寿司を用意されたご家庭もあったようで、教室での体験を家庭でも楽しんでもらえて嬉しく思いました。
イタリアに住んでいても日本の風習に触れる機会を工夫して少しでも作り、楽しい思い出とともに日本語の世界が広がるように願っています。
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