2025.05.06 22:00おてがみ書いてねある程度枠組みを決め、表記法を確認しながら作文として文をを書くことに取り組んでみましたので、次はもっと自由に自発的に日本語で書く経験ができることを考えました。絵日記などが一般的ですが、日記形式に限定すると、継続が負担になったり、語彙や表現力が少ない子どもの場合は「何を書いたらいいかわからない」と、ほとんど同じような単調な文の繰り返しになりがちです。書くことがプレッシャーになるのは本末転倒ですので、短い手紙ならどうだろうかと考えました。実在の人でも架空の人物(アニメのキャラクター)や動物でも、好きな相手に自由に手紙を書いてもらいます。書いた紙を提出してもらうだけでは面白味がないので、小さい郵便ポストを作り、教室内に置くようにしました。ポトンとお手紙を入れ...
2025.04.09 22:00ひな祭り女の子が全員出席する日にしようと考えているうちに4月になってしまいましたが、先日ひな祭りを教室で取り上げました。ひな人形も小さめではありますが教室に持ってきて、本物を飾りました。子ども達はお人形の周りに集まって「きれいー」「わたしのお家にもあるよ」など色々なことを話してくれました。3月に日本から来る人があったので、お願いしてひなあられを持って来てもらっていたので、「お雛祭りの時に食べる小さいあられですよ」と説明をしてみんなで食べました。関西のひなあられは甘いもの、塩辛いもの、お醤油味、チョコレートがけと色々な種類が入っていて、色もそれぞれ違うのですが「これはなに味かな」「黄色がおいしいよ」「これが好き」など話をしながら楽しそうに食べてくれました。ひな人...
2025.02.19 23:00節分今年は2月2日が節分でしたので、前日の土曜日に節分を少し取り上げました。鬼や恵方巻きは、工作などの題材として取り上げたことがありますが、年の数だけ節分の福豆を食べる歳豆の風習についても今年は説明したいと考えていました。少し前に木の枡をもらったので、節分に使えるかもと考えて大事に取っておきました。まずは、日本の枡を見たことがない子ども達にこの枡を使って説明をしました。お酒を入れて飲むものだと知っている子もいました。枡酒ですね。水や粉を計るものにはどんなものがあるかなと言って、計量カップやスプーン、はかりなどを連想してもらい、それらとこの枡の違いについて発言してもらいました。木製とプラスチック製や金属製の素材の違い、計量カップは丸いけれど、枡は四角いと形の...
2025.01.13 23:00日本のお正月1月最初のレッスンでは、日本のお正月の風習を感じられるような工夫をしてみました。例年クリスマスは取り上げることがあっても、日本のお正月についてはあまり取り扱えていないので、冬休みの間に色々と準備をしていました。教室入り口の扉に本物のしめ飾りを飾って、子ども達に実物を見てもらいました。「あけましておめでとうございます」と入ってきた子もいて、お正月の挨拶もしました。伝統的なシンプルなしめ飾りではなく、少しモダンなデザインのものでしたので、裏返して藁の部分をよく見せて、新しい藁で縄を作ってしめ飾りにし、お家の入り口に飾って新年を迎える風習をかいつまんで説明しました。「クリスマスリースみたいね」と言った子がいて、「そうだね。綺麗に飾って、楽しいクリスマスが来る...
2024.12.30 23:00作文82015年生まれ 男児一人ずつ順に取り組んでいき、全員が作文を書くことができました。今回は、ある程度枠組みを決めて、作文の基本の形式を練習しましたので、詩やお手紙のように自由に書く練習も考えていきたいと思っています。
2024.11.28 23:00作文72019年生まれ 男児5歳になったばかりで書写はまだ難しいので、なぞり線を書いてあります。書きやすいように、用紙も大きいマス目で補助線のあるものを使っています。もう知っているひらがなはしっかり読んで書いてくれました。絵を見ながら上手に日本語で説明してくれましたのでそれを活かし、文末を整えて文にしています。