絵本「の」

「の」という格助詞ひとつで連体修飾語がどんどんつながっていき、同時にお話もどんどんつながって...そして最後に、ある仕掛けに気づいて、もう一度最初に戻って、今度はしっかりとあちこちを見て読みたくなる絵本です。

挿絵がとても精密で綺麗なところもポイントです。

子どもは精密に正確に描かれた絵を興味深くよく見ていますので、絵の中にもたくさんの発見がある絵本は、とても楽しんでくれます。

空想の世界が自由に広がっていき、子ども達も違和感なくその世界を楽しめる素敵な絵本です。

こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス