リレー作文 2

オンライン授業の時には、順番に考えて文章を口頭で言ってもらい、私がパソコンに打ち込んで、リレー作文を作りました。

その続きのお話を代わりばんこに家で書いてきてもらい、シーズン2としてまとめました。

口述筆記ではなく各自が書いてきた文章ですので、使ってある漢字などは全部そのままです。

脱字は、一緒に見て訂正して、本人にも直してもらっています。



アポカリスゾンビ APOCALIS ZOMBIE  シーズン2 

                    作:2010年生まれ男児(奇数回)

                      2011年生まれ女児(偶数回) 

第1話

東京に着いたたけくんとふゆちゃんは生き残りの人々に隠れ家へ案内されました。

途中で研究室が見えたのでふゆちゃんは何を発明しているのか聞きました。

すると研究委員の一人、てつおくんは、戦闘用バトルロボットを作るための研究室だと言いました。

しかし、作れたとしてもゾンビが一番多い場所東京電気発電所へ持ってゆき、エネルギーを注入しなければなりません。


第2話

一台の戦闘用バトルロボットではゾンビと戦うには足りないので、さらなるロボットせいさくは、ほかの研究員たちにまかせて、たけくん、ふゆちゃん、てつおくんで東京電気発電所にとりあえず一台のロボットを運ぶことにしました。

てつお君は18さいで、運転免許を持っていたので、研究室のトラックで発電所まで行けます。


第3話

東京電気発電所に入る前にたけ君ふゆちゃんとほかのメンバーの人は、お団子やおまんじゅうを食べまくりました。

建物の中にはゾンビがうじゃうじゃいました。しかし、お団子の匂いをかぐといっせいに逃げました。

ロボットのバッテリーが満タンになると、誰が先に乗るか大ゲンカ、けっきょく操縦できるたけ君が乗りました。

外に出ると、めちゃくちゃでかいゾンビが三人いました。その時、ほかのバトルロボットを操縦しながら、友達が全員来ました。


第4話

たけ君のそうじゅうするバトルロボットと友達が乗ってきたバトルロボット10台で、 三人の うちのひとりの 大きいゾンビと戦いました。 けれどもゾンビは強すぎて、バトルロボットをこわしてしまいました。

友達の中におだんごが大好きな人がひとりいて、みんなが戦っている時にもそれに気づかずにおいしくおだんごを食べていました。

しかしとちゅうでそのおだんごを落としてしまい、残りの二人のゾンビの足元に転がっていき、そのゾンビたちはたおれて死んでしまいました。


第5話

たおしたゾンビは上から三番目に強いと言うのが分かった時、みんなでパーティをしました。

勝った勝ったとよろこんでいるとまた、ゾンビがきました。

みんな一せいにお団子を投げました。しかしそのゾンビはへっちゃらでお団子を食べました!


第6話

研究室委員の友達ががんばってお団子を投げてとめようとしている間、たけ君、ふゆちゃん、てつお君の3人でよく考えてみました。

すると、ふゆちゃんが「お団子にくしをさしてあげたら、きっとのどにつまらせて死んじゃうんじゃない?」と言いました。

たけ君とてつお君は「うん、それいいね。くしもあるし、そうしよう。」と言いました。


第7話

ゾンビののどにささったくしは、ゾンビを殺しました。

これが元で、ロボットにくしが使用されました。

大きくなったたけ君と二人は旅に出る事にしました。それは、京都にある科学研究所に着くためです。


第8話

そこに着くと、おどろくべきことに!!

一番強くてたおせなかったゾンビが、ほかの研究員とおしゃべりをしながら、おべん当を仲良く食べているではありませんか。

三人が「えー!!」とびっくりすると研究員たちはこう言いました。

「もうおたがい戦うのはめんどうくさいし、友達になっちゃった。」

「えっ?マジー?」


第9話

そんな事で三人はやけくそでお弁当30こ早食い競争をしました。

お弁当が全部なくなったので、ゾンビと研究員たちは怒ってなぜか口げんかから騎馬戦をしているではないですか!

その後ほかの研究員が来た時、みんなグッタリしてあっちこっちにねそべっていました。


第10話 最終回

あとから来た研究員たちはみんなを起こそうとしましたが、びくともしません。

ひとりの研究員がいいアイデアを思いつきました。それは、いつか役に立つと思って発明しておいた記おくをなくすワクチンをみんなに打って起こすことです。

ワクチンを打たれたみんなは起き上がり、「なんでここにいるの?」とか「早く家に帰ろう」と言ってみんな家に帰ってしまいました。    

                   Fin

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