おはなしドリル



前回でご紹介したドリルの低学年向けのものです。

他にも「うちゅう」「人のからだ」「どうぶつ」「都道府県」「伝記」など種類も豊富で、男児にも女児にも興味を持って読んでもらえそうなシリーズが揃っています。

毎日見開き1ページを音読し設問に答える形式で、音読練習と読書習慣、毎日の学習習慣を身につけるのに良い教材だと思います。

文章も適当な長さでこどもが喜んで読むような題材が選んであります。

設問はごく簡単で少ないので、子どもが負担に思わないような作りです。

普通の本のように読みっぱなしでなく、設問に答えることで内容を理解しているかどうかを親も把握することができます。

最初は、親が読んで聞かせたり、交代して読んだりしながら、まとまりのある文章を読みきれるように少しずつ練習するのが良いかと思います。

海外に住んでいる場合は特に、子どもがひらがなを読めるようになってもスラスラと本が読めるようになりにくく、国語教科書以外の読み物にたくさん触れることが重要ですが、読むことを嫌がらないようにという視点で作られたこのようなドリルは便利だと思います。

このような教材をきっかけに日本語での読書を楽しめる子どもが増えますように。




こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス