ピンポイントで使える問題集

特定の文法事項に絞り込んでシリーズ化されており、ピンポイントに学習できるドリルです。

問題はやさしいものから順に難しいものへ配列されていますので、最初のページから少しずつ学習を進めることができ、問題文の漢字にルビを振れば、対象学年より下でも使えると思います。

小さなサイズで1回分の問題数はそれほど多くないのですが、全体はそこそこページ数がありますので、1冊全部練習すれば結構な練習量になります。

敬語は、海外に住んでいると実際に使う場面があまりなく、理解させることが難しいものの一つですし、こそあど言葉は、国語教科書の単元では3年生で学びますですが、実際は、1年生から国語ドリルの設問に「これはなんですか」「それはなんですか」とあり、子供がつまづくポイントの一つでもあります。

特に、海外での日本語学習では、漢字と作文に時間と意識を取られやすいのですが、きちんと文章を読み、正しく書けるようになるためには、小学生の早い時期から文法事項をきちんと練習させてあげることが実は大事ではないかなと感じています。

こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス