「あか あお きいろ」などは早くに認識して、日本語でも言えるようになっていても、子どもは案外色の名前を日本語で知らなかったりします。紫色、茶色、灰色などは、現地語しか知らないケースが多いように感じます。
その他に、日本語の独特の色の名前もあります。
山吹色と黄色の違い、オレンジ色は知っていても橙色は知らない、緑と黄緑の違い等々、成長するにつれて「え?こんなの知らないの」と親がびっくりする時があります。
下に挙げたものは、子どもの好きな乗り物や動物が題材で、色の名前が出てくる絵本です。身近な身の回りには、いろいろな色があり、それらに名前がついていることを自然に気付かせてくれます。
特に「いろいろ こねこ」は、ペンキを混色して色を作り出すお話ですので、色の三原色をわかりやすく伝えることができます。
いずれも色がきれいで絵も分かりやすく、お話もおもしろいので、単純に色の名前の列挙だけに終わっていないところがおすすめです。
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