漢字の学習が始まると、覚えたはずのカタカナの記憶があやふやになるケースが案外あります。
日常生活の中で日本語の文字に接する機会がまずありませんから、見ない、書かない、読まない生活では忘れる一方なのも当然です。
カタカナは漢字の部品と同じもの、似ているものもありますし、日本語のマンガや本を読むようになるとわかりますが、外来語をはじめ、擬音語、効果音など、日本語の中にカタカナで出てくる言葉は結構多いので、できるだけ正確に読み書きできるようにと考えています。
漢字を学習中に「にんべんってなんだったっけ?」となっても「カタカナのイと同じだよ」と言えば、すぐピンと来ます。
うかんむりがなぜ「う」の冠なのかは、カタカナの「ウ」が平たくなってる形に似てることと関連づけて覚えるようにすれば忘れにくいです。
漢字を覚えることに一所懸命になりがちですが、カタカナも案外大事だなと感じることが多いので、漢字を勉強するようになってもこまめにカタカナの復習をするようにしています。
「カタカナ50音を書いてきなさい」では、単なる手作業になってしまうので、なぜこの言葉はカタカナで書くのかということがわかるように、そして書いていて面白いなと思えるような工夫をしています。
今回は、世界の国旗です。
図鑑や本でも良いし、インターネットで検索しても良いので、世界の国旗を調べて、好きな国旗を5つ選び、その国名をカタカナで書いてみようという宿題です。
日本、韓国、中国、香港は漢字なので選ばないでねと言ってあります。
皆それぞれ色々な国の名前を書いてくれましたが、国旗の絵もきれいに描いてくれた生徒がいたので、紹介します。
子ども達の間ではカナダの国旗が人気で、好きだという子が複数いました。
0コメント