日本語での表現を豊かにするために、繰り返しで様子をくわしくする言葉をたくさん言ってみようという練習をしました。
オノマトペは体感で会得する方が、大きくなってから意味と結びつけて暗記するより簡単なので、小さい頃から色々な表現をできるだけ提示して使えるようにと考えています。
Q.重なっている言葉で、様子がわかるものと言えば?
プルプル ザーザー もくもく もぐもぐ ごくごく ガタガタ ぶるぶる ころころ ふらふら ふわふわ
Q.固い感じがするのはどんなのかな?
ガンガン
どんどん 「鉄のドアや木の机を固い手(大人の拳骨のことらしいです)で叩いている」
ゴロゴロ 「大きいおむすびが転がった時!」
ギリギリ 「固いものに穴を開けている感じがする」
どすんどすん「大きくて重い石がいっぱい上から落ちて来る感じ」
Q.やわらかい感じがするのは?
ぷりぷり ふわふわ
パタパタ「柔らかいものが風で揺れている感じがする」
ふにゃふにゃ
プリンプリン「ゼリー食べる時!」
Q。はやく動いてる感じがするのは?
ビュンビュン さーっ ごうごう
Q.光っている感じがするのは?
きらきら 「きれいな宝石がいっぱいある感じ」
ギラギラ 「目がギラギラだったら悪い人の感じ」
ピカピカ「でも、ピカピカは掃除しても言うよね。音しないけどね」
「窓ガラス拭いた時とかだね」
今回は、思いつくオノマトペを自由に言ってもらったのですが、擬声語がほとんどでした。擬声語は実際に声や音がする様子を表すのに対し、擬態語は実際には音がしないのに音のように表して様子を表現するので、やはりこどもの理解はまず擬声語からだとわかります。
子どもの会話や幼児向けの絵本に出てくるのも、擬声語が多いですね。
でも、擬態語もいくつかはすでに理解できていることもわかりました。
少し大きい子が色々と感じていることを発言していましたので、なるほどと思いメモしました。
このように少しずつ理解が広がって、日本語が豊かに使えるようになっていくのだろうなと感じています。
0コメント