「わたしはせいか・ガブリエラ」

ボリビア人のお父さんと日本人のお母さんと一緒に日本で生活している5歳の女の子が、ボリビアと日本の色々な違いを紹介するかわいい絵本です。

文章も日本語とスペイン語の二本立てです。

素朴なタッチの親しみやすい絵とシンプルな文章から、子供らしい視点で見たボリビアと日本の違いをどちらも好きであることが淡々と描かれた良い絵本だと思います。

海外で育つ子どもにとって、2つの国の違いを知りどちらも肯定することは当たり前のようでいて、案外と大人や世間の感情や常識に影響されていることも少なくありません。

2つの国を知っている自分を大切に、そしてそれぞれの国も大切に、すくすく育って欲しいと思っています。



期間限定のようですが、読み聞かせの動画があります。

こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス