ハロウインの工作

10月半ばを過ぎてからは、ハロウィンを少し意識した工作を楽しみました。

紙コップ2つをつなげて、口をぱくぱくするような動きをする仕組みです。

パクパクおばけを作りましょうと、自由に好きなおばけを作ってもらいました。

笹を咥えたパンダだったり、大きな赤い舌を出しているおばけだったり、牙があって血が滴っているおばけだったりと個性豊かなパクパクおばけが完成しましたが、「九尾の狐を作る」と言って、凝った作品を作った子がいましたのでご紹介します。

後ろにはちゃんとしっぽが9つあって、口からは炎を出しています。

折り紙を自由に使った、色の濃淡のある炎の表現がなかなか素晴らしいです。

「耳もつけなくちゃ」「足も」「あ!いいこと考えた」と浮かんだアイデアを次々に日本語で話しながら、手も熱心に動かしていて、とても満足した出来上がりだった様子です。

「きゅうび ってどうしてそう言う名前か知ってる?」と質問したら、ちゃんと「しっぽが9あるから」と答えてくれました。

興味を持ったことから日本語の語彙もどんどん増えていくと嬉しいですね。

毎週勉強した後に皆で一緒に日本語の環境の中で工作をすることで、日本語で考えたり話し合ったりふざけたりと、賑やかで楽しい時間を過ごしています。


こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス