作文「イースターの思い出」

休暇中に、イースターについて作文を書いてくれました。

この中で「小一時間」という表現を適切に使っているのが印象的でした。

このようなちょっとした表現は、親が会話の中で意識して使うことがなければ、本を読んだり映画などから吸収するか、コツコツ語彙として学習するしかありませんが、少しずつでも色々な表現が増え、適切に使えるようになると良いと思っています。

今年は熱が出たのはかわいそうでしたが、大人のお喋りに付き合う必要はなかったみたいで、ちょっとクスッとなりました。



「イースターの思い出」             2010年生まれ 男児

ふ段、イースターの日には親戚などを家に呼び、一緒にお昼ご飯を食べます。

また、プレゼントの交換もします。父のおじたちはチョコエッグを持ってきてくださいます。そして、私たちはお昼ご飯をごちそうします。

ですが、今年はイースターの二日前に熱を出してしまい、月曜日まではねこんでいました。おじさんにちょっと顔を見せてチョコをもらっただけです。

本当なら、みんなと一緒にパエリア(スペイン料理)を食べ、小一時間おしゃべりし、チョコを食べ、そして外でもお酒と一緒に小一時間お話します。

大人たちは楽しいでしょうが、ぼくは死ぬほどたいくつです。

こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス