偶然にこのtweetのまとめを見つけたのですが、私がやってきたことを見られていたのかと思ったくらい、ほとんど同じことを自宅で娘にしていました。
多分、海外で日本語教育に熱心なご家庭なら、全部ではなくても実践されていることが多いだろうと思います。私自身は幼児教育と意識していたわけではないのですが、これ位やらないと家庭内が日本語環境にならないとは思っていました。母子の会話だけでは足りないと実感していたのだろうと思います。
イタリアの場合特に、自宅を常にピカピカに掃除してきちんと物が片付いているお家が多い上、インテリアのこだわりも多いので、ごちゃごちゃしたものを壁に貼ったり、デザイン性に優れない時計をかけたりするのは抵抗されることもあるのですが、そこは子どもの日本語のためと押し切ってください。子どもがしっかり日本語を身に付けてしまえば、インテリア雑誌に載るようなお部屋に戻せば済むと思いますので、一時の辛抱です。
子どもに読書をして欲しければ、親が本を読んでいる姿を見せることと言うのは、本当にそうだと思います。親が日本語を話すことが大事なのと同じように、親が日本語を読み、日本語を書く姿を子どもに見せるのは、本当に意味があると感じています。
海外では特に電子書籍が大変便利で手軽なのは事実ですが、こどもの読書習慣や文字や語彙の習得のためにはまず紙の本や新聞というのも確かに納得です。
6歳から補習校や日本語教室に行きひらがなや漢字を覚えたら日本語がペラペラになるのであれば、親も子も苦労しません。国語教科書を学ぶための日本語の根っこを育てるのは、幼児の時から、家庭の中からだと感じています。
いずれも海外在住でも実践できることばかりです。
どうぞ参考になさってください。
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