語彙を増やすための小学生向け問題集は各種出ていますが、基本的に日本の中学受験を念頭に、国語の成績アップを狙ったものですので、海外で育つ子どもには少し難易度が高いものが多いように感じます。
その中でもこれは比較的低学年向きで易しいものから段階的にレベル分けしてあり、ページの構成も見やすくて、取り組みやすいものの一つです。
問題を読んで線で結ぶ、穴うめをする解答形式ですので、書くことを億劫がる子どもでも負担になりません。1ページに問題が6問と少なめなのも、子どもに威圧感を与えなくてよいと思います。
海外で育つ子どもには、生まれて初めて聞くような語彙もあると思いますので、このような問題集で一通り勉強することはやはり大切です。
マンガ形式やクイズ形式など語彙を増やすための色々がありますが、やはりドリルで問題を解く形式をとお考えの場合は、おすすめです。
「ちょっと難しい…」の方は、語彙と意味を線で結ぶ問題と、その語彙を使った短文作りの形式になっていて、親が助け舟を出してやれる体制で勉強しないと、子どもひとりではなかなか難しい問題集です。ですが、非常によく考えられた問題集ですので、これ1冊をしっかり勉強すればかなり語彙が豊富になります。海外で育つ子どもなら、10才までというタイトルは気にせず、12、3才頃に取り組んでみると良いように思います。
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