日本語の特徴のひとつに、多様なオノマトペ(擬声語、擬態語)があります。
赤ちゃんことばや幼児語も、ワンワン、ブーブー、パタパタなどオノマトペから来ているものも多いですね。
この絵本は文章はなく、オノマトペとはっきりした色使いの絵で、子どもをとても引きつける絵本です。
いろいろな擬声語、擬態語を絵で示しているだけではなく、ストーリーがあり、文章や説明がなくても、ちゃんと子どもに伝わります。
日本語の語感、音に親しみ、ことばの楽しさを感じる第一歩になる絵本で、シンプルなようで、とても子どものことを考えて作られた絵本だと思います。
さすがは、谷川俊太郎さんと堀内誠一さんの作り出した作品と思わせられました。
赤ちゃん時代の読み聞かせから使えます。
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