頭の中の考えを日本語で文章化する練習になればと考えて、作文を宿題にしていますが、なるべく子ども達が思い浮かべやすいような事柄をテーマに選ぶようにしています。
たくさんお話ができても書き言葉にするのがまだ難しかったり、書くことの負荷が大きくて、思いついてもスラスラと筆が進まなくて苦痛になる場合もありますので、色々と手助けや工夫が必要だと感じています。
会話は相手が拾ってくれますので、文章として不完全でも、言いっぱなしでも何とか成り立ちますが、作文になると、どんなに短くてもある程度の起承転結や、結論と呼ぶほどでなくても終わりとして座りの良い文章で締めくくる必要もあります。
たとえ短文であっても、まとまりのあるものを書かないとなりませんので、海外で育つ子どもにはこのあたりが少し難しく感じるところなのではないかと思っています。
何事も少しずつ段階を踏んで練習あるのみですが、書くことが嫌いにならないように、そして、書いてみたら面白かったと感じてもらえたら良いなと思っています。
今回のテーマは「いつかやってみたいこと」です。
現代っ子らしい好奇心のあふれた作文が出来上がってきましたので、ご紹介します。
いつかやってみたいこと 2014年生まれ女児
わたしがいつかやってみたいことは、ユーチューバーをやってみたいです。
でもユーチューバーをやったらすこしむずかしいとおもいます。たとえば、テーマをかんがえたり、じゅんびをしたり、へやをきれいにしたりするのがたいへんそうです。
わたしのすきなユーチューブのチャンネルは、サットンチャンネルです。小人をさがしてつかまえるチャンネルです。
わたしも小人がすきなので、イタリアで小人をさがすチャンネルをつくったら、とてもおもしろいとおもいます。
わたしのやってみたいこと 2011年生まれ女児
わたしは一どでいいからバンジージャンプをやってみたいです。
長いこと母におねがいしてきたけれど、グーグルでさがしてもわたしはまだ小さいのでできるところがありませんでした。
やりたい理由は、クライミングで落ちる時のこわさをなくしたいことと、楽しそうだからです。
きっととびおりる前はすごくドキドキしてこわいと思うけどとびおりたらスッキリすると思います。
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