漢字の学習が始まると、少しずつカタカナの記憶が薄れてしまう傾向がありますので、漢字と平行してカタカナも読み書きの復習を心がけています。
カタカナを完全におぼえておくと、漢字にも役に立ちますので、案外疎かにできません。
「毎日カタカナで50音を書きなさい」というような課題ではつまらないですし、ただ単に手を動かしてマス目を埋めるだけになりがちですので、なるべく興味を持って書けるように、面白がってくれるようにと工夫しています。
以前に書いたように、世界の国旗をインターネットや本で調べて、好きな国旗の国名をカタカナで書くの他にも色々とやっていますので、簡単にまとめてみました。
ポケモン 例:ピカチュウ、ニャース
プリキュア 例:キュアグレース、キュアフォンテーヌ
スターウォーズ 例:ハンソロ、ダースベイダー
昆虫 例:カマキリ、クワガタ
恐竜 例:ステゴザウルス、ティラノザウルス
食べ物 例:カレーライス、ハンバーガー
乗り物 例:トラック、バス、ヨット
スポーツカー 例:フェラーリ、マクラーレン
ピザの具 例:チーズ、トマトソース、サラミ
ピザの名前 例:マルゲリータ、マリナーラ
宝石(誕生石):ガーネット、ルビー
家の中にある物でカタカナで書くものを見つける:コップ、ドア、ドライヤー
色々な音 例:ドンドン、カチャカチャ、
スポーツ 例:サッカー、バレーボール、ピンポン
宿題に「好きなポケモンを10個書いて来る」と課題にしたり、授業時にディクテーションしてもらって、一緒に答合わせをしたりしています。
男児と女児でテーマを変えたり、昆虫好きな子には昆虫を指定したりと、その子の興味のあるものを選ぶようにして、カタカナを書くことを少しでも楽しく思えるように工夫しています。
女児にとても評判が良かったのは、誕生石の名前を書くものでした。インターネットで検索しそれぞれの宝石も見せて、キラキラでテンションアップです。
昆虫や恐竜などに詳しい子は頑張って書いてくれますので、珍しい種類の名前を教えてもらったり、しばらく会話も弾むので楽しいです。
海外では、書くことも意識して行なわないと、自然にいつの間にか書けるようになることは望めませんので、忘れるスピードに負けないようにこまめに少しずつ書いて練習してもらえたらと思います。
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