ファンレターを書こう 5

ドラえもんへ

今(日)は、ドラえもん、ぼくの名前は○○○○です。年は、十一才です。

ぼくのしゅ味は、レゴと読書です。あなたのやさしいところは、のび太がこまっている時におもしろい道具で助けてあげるところです。

ぼくは、どんな道具が出てくるのかわからないからドキドキします。

これからも、のび太のためにがんばってください。

                            ○○○○

2010年生まれ 男児


男の子は偶然二人ともドラえもんへのファンレターでした。

小学生にとって、ドラえもんの漫画やアニメはやはり根強い人気があります。

女の子は、好きな人へ手紙を書くということで結講テンション高く取り組んでくれたような気がします。可愛い便せんに書いたり、丁寧に字を書いたり、乙女心というやつでしょうか。

男女児の精神的な成長の早さの違いかもしれません。

どの子の手紙も、本当に届いたらもらった人は喜んでくれるんじゃないかしらと思えるような可愛らしいファンレターだと思います。自分の気持ちを上手に文章に書けましたね。 

読点の位置、一文字書き忘れ、ちょっとしたミスなどもありますが、根本的な文法の誤用や不自然な表現などがなく、正しい日本語でのびのびと表現ができていると感じました。

ある程度書き言葉を意識してきちんとした文体で書けていますし、話すことだけでなく、書くこともこの調子で練習していこうと考えています。

この宿題は楽しかったと言ってもらえましたので、ファンレターはまたやってみたいと思っています。


こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス