那須 正幹 著
ポプラ社
「ズッコケ三人組」のシリーズの中の一冊です。
日本の小学校の図書室や学級文庫に必ずあるシリーズで、懐かしい保護者も多いと思います。
絵本から童話と読み進み、だんだん絵がない長い文章の日本語の本を読むようになって欲しい頃に丁度良い、面白い内容と文章の本ですので「ズッコケ三人組」のシリーズはどれもおすすめです。
特に男児は図鑑や漫画はパラパラ見ても物語を読むのを億劫がる傾向がありますが、面白くて読みやすい本を見つけておいてあげると、嫌がらずに読んでくれる可能性も上がりますので、このシリーズはそう言う面からもおすすめです。
この本をおすすめしてくれた男の子は、怪談の噂をしていたらそれが本当に学校で起きるところ、そして、主人公の三人組が解決するところが面白かったと話してくれました。
学校、怪談という小学生の好きそうなポイントが、面白い三人組のシリーズに加わっているのですから、これは無敵の面白さでしょう。
この発表を聞いていた1年生の女の子が「この本なかなかおもしろそう」と言いましたので、彼のプレゼンテーションは大成功ですね。
小学校中学年くらいから、自分で読めるようになった子どもにおすすめします。
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