2023.02.26 23:00子どもに母語を継承すること主に中国やフィリピンなどアジアの国々から、日本の東北地方へ移住した女性達の継承語に関するいろいろな思いや現実がぎゅっと詰まった記事です。大変長い記事ですが、最後にもとても大切なことが書いてありますので、ぜひ最後までお読みください。金髪碧眼の人が多い国で、黒髪で平たい顔の変な言葉で喋るお母さん。それが私です。それを恥ずかしい、おかしいと思わない子に育てたかったし、どんなに小さな国の言葉でもその人にとっては大切な自分の一部だということを、私は自分の言葉を通して、子どもに伝えたかったのです。たかが言葉。けれど、とても大事な言葉です。海外で暮らす日本人とは逆の立場の方達の記事ですが、同じ思い、同じ苦労、同じ失敗、そして様々なケースがあって、遠い所に暮らす同志の...
2023.02.22 23:00二重国籍日本では、現在も複数の国籍を持つことは認められていません。以前に蓮舫議員の国籍問題でかなり話題になりましたが、世論は、二重国籍はスパイだ、ずるい、法律を守れの一点張りで、生まれながらに自動的に二重国籍になった人間の現実にはほとんど言及されていませんでした。ここに来て、現実に理解を示して前向きな発言を河野太郎氏がサイトで述べておられますので、ご興味のある方は是非お読みください。
2023.02.15 23:00しかけえほん食べ物を題材にした絵本は、男女を問わず興味を示してくれますし、絵本を見ながらの会話も弾みます。精密なタッチでおいしそうな食べ物やお料理ができるところを描いた絵本も何冊か持っていますが、最近購入したこの絵本も、皆とても興味津々で見てくれました。ページの一部がめくれるようになっている仕掛け絵本で、にんじんの皮をむいたり、トマトを刻んだりといろいろな変化を実際に楽しめます。本物の野菜で皮剥きをしたり、料理をしている様子を側で見せたりするのが一番良いのかもしれませんが、食事の支度の最中には難しいことも多いので、このような絵本は擬似体験でき、とても楽しそうでした。文章もオノマトペが多く、絵を動かしながら臨場感たっぷりに楽しめます。やさい、くだもの、お花、お料理、...
2023.02.09 23:00作文 「ミミ」自分のペットを紹介してくださいというテーマで書いてもらいました。「ぽちという犬です。5歳です。色は白と黒です。」というレベルからもう少し進んで、読んだ人がそのペットの外見だけでなく、どういうふうに可愛いのか、賢いのかなど、特徴や様子まで想像できるくらい言葉で伝わるよう、詳しく書くというのが主眼です。見慣れているものをよく見て、様子を文章にする練習です。「ミミ」 2010年生まれ男児ミミは、2008年から家にいます。ミミは、とにかくでかくて、けっこう太っていて、モフモフです。特に春はぬけ毛がすごいです。目は緑色でキラキラしています。毛は黒色と灰色のしまもようです。むねのところは白色で、肉球は三つピンクで一つ黒色...
2023.02.05 23:00カタカナにはポケモンひらがなの読み書きの次には、カタカナを勉強しますが、海外で日本語を学ぶ子ども達にとって、カタカナはひらがなより直線的なので、書くことはそれほど難しくありませんが、とても忘れやすいと言うか覚えにくいものです。日常生活で日本語の文字を目にする機会がほぼないので、ひらがなは覚えていてもカタカナはしばらく経ったらすっかり忘れているという子は案外多いと思います。カタカナ語には、濁音、半濁音、促音が多いものが結構あるので、それも忘れやすいものの一つです。そのため、結構大きくなっても、時々カタカナを読んだり書いたりする練習をするようにしていますが、男の子には特に喜んでもらえるのがポケモンです。ポケモンの名前は全部カタカナなので、絵を見ながら名前を読んでもらいます。イ...
2023.01.31 23:00教室の場所が変わりました2月から新しい場所で教室をお借りして、レッスンを続けることになりました。これまで毎週土曜日の午前中のレッスンでしたが、都合で午後からのレッスンに変更になります。教室の場所と時間などは、Schoolのページにありますので、そちらをご覧ください。急なことで至らぬ点も多々あると思いますが、今後ともよろしくお願いします。