作文 「ぼくの将来」

どんな仕事をしたいか、どこに住んでどんな生活をしていたいかなどを想像して書いてみてくださいというテーマです。

子どもらしいけれどそれなりに理由もあり、夢だけれど現実的なことも考えていて、面白いですね。「そこそこ大きい町が良い」という表現を使っているところも感心しました。

継承語を学んでいる子ども達には、日本語での日常会話がスムーズでも、思っていることや考えたことを筋道を立てて文章にするのは案外難しい作業ですので、言いたいことが伝わるというレベルの次を目指して、書き言葉と話し言葉の違いなどにも注意しながら少しずつ練習していきます。



ぼくの将来                     2010年生まれ 男児


ぼくの夢の仕事はパイロットです。

なぜなら世界中の首都に行ったり、観光したりしたいからです。

できたらヨーロッパ内の空港で働きたいです。そうしたらパリやロンドンのような大きな町に行けるじゃないですか?

できたら、山で暮らしたいです。でも山奥の森の中とかではなく、そこそこ大きい町が良いですね。例えばモルベーノのような町です。

そして、犬とねこも飼いたいです。それにはやはりお庭も必要です。



こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス