私が子供の頃に読んだ絵本を、イタリアでもう一度娘と一緒に楽しめたことは本当に得難い喜びでした。
イタリアにも素敵な絵本はたくさんありますが、日本語の絵本で笑い合えたのは、特に幸せな時間だったと思います。
娘は好きな絵本は飽きずに何度も見るタイプの子でしたので、内心「また今日もこれ?」と思いながら読み聞かせしたことや読んでいる親が先に寝落ちしたこともありましたが、それで良かったし、今ではすべて懐かしい思い出です。
中川李枝子さんと山脇百合子さんの作る絵本は、時代が変わっても、育つ場所が違っても、子供の心にすっと入ってくる優しさや楽しさがあるものばかり。
これからもずっと子ども達のよい友達として「ぐりとぐら」は存在し続けてくれると思います。
ありがとうございました。
0コメント