バイリンガルを育てる

バイリンガルを育てる|京都府国際センター

HOME » 外国人住民の方へ » 子どもの教育 » バイリンガルを育てる2言語以上の環境で子育てをされている保護者に向けた多言語のパンフレットを、京都教育大学の協力により、作成しました。(各言語、日本語(るびつき)併記)外国から来たお父さん,お母さん, あなたが話している言語は子どもにとって宝です1.バイリンガルのすすめ2.子どもの発達と言語には深い関係があります3.親子のコミュニケーションが大切です4.バイリンガルは家族の毎日の習慣で育ちます5.それぞれの家庭で,子どもの言語と教育について考えましょう6.日本語以外の言語で話せる仲間を作りましょう!以下よりダウンロードして下さい。(A4サイズ 8ページ 観音開き用のデザインです)英語 English 2.81MB中国語 中文  3.03MBフィリピン語 Filipino 2.89MBベトナム語 Tiếng Việt 3.43MBインドネシア語 Bahasa Indonesia 3.48MB公益財団法人 京都府国際センター 〒600-8216  京都市下京区東洞院通七条下る東塩小路町676 番地 13 メルパルク京都 地下1階 Tel 075-342-5000 Fax 075-342-5050 開館時間 午前10時~午後6時 休館日 毎月第2・第4火曜日、祝日、年末年始 (12月29日~1月3日)

www.kpic.or.jp

日本在住の外国人の方に母語教育の大切さを啓蒙するパンフレットですが、海外で子どもを育てる日本人の方にも同じように参考になると思いますので、是非お読みください。

英語版の pdf をダウンロードして併記されている日本語で読めます。


娘が生まれた20年前には、「イタリアに住むのだからイタリア語ができれば良い」「日本語ばかり喋っていてイタリア語が下手になったらどうするの」「子どもはイタリア人に育つんだから日本語必要ないじゃない」という意見も結構ありました。

ずっと心の中で「そうだろうか?そんなことないのでは?」と思い続けていましたが、子どもを育てているだけの主婦の考えでしかなく、取るに足らないただの感傷なのかしらとも感じていました。自信も確証もありませんでしたし、子どもに間違ったことをしているのだろうかと不安な気持ちになることもありました。

それでも、「バイリンガルを望むなら赤ちゃんには日本語で喋って」と小児科の先生に言われたり、「自分は子どもに日本語を教えられなかったけれど、あなたは頑張って」と言ってくださった方、「日本語もお話しできるなんて素晴らしい」と子どもをほめてくださった幼稚園の先生、そんな小さな励ましだけでも頑張る気持ちになれました。

今は、このように公共機関や専門家が母語の大切さを訴えてくださるようになり、インターネットで簡単にその情報にアクセスできるようになったことは本当に心強く感じています。








こどもの にほんご

nipponica イタリア・ボローニャ 幼児からの継承日本語クラス