2023.01.30 23:00作文 「もしもぼくがサンタなら」冬休み中の宿題として、もし自分がサンタクロースになるとしたら、誰に何をプレゼントしますか?というテーマを出しました。町に楽しそうな施設を色々作ってくれる太っ腹のサンタさんですね。町の子供全部に楽しい遊びをプレゼントという彼の優しさが感じられる想像が、文章化できました。もしぼくがサンタなら 2010年生まれ男児まず第一には、犬やねこだけが住む家を各町に建てます。そこでは、毎日お茶やコーヒーを飲んだりケーキとかも食べられます。いわば「ねこのきっ茶店」です。あとは、ネーフランドを作ります。一時間二千円くらいでネーフも買えるし、友達と遊べるし、ネーフファンどうしでも対戦できます。その次にはレゴランドをつくります。いろんなゲームがあり...
2023.01.16 23:00Office テンプレート漢字ドリル漢字学習の大変さには様々な理由がありますが、何度やっても覚えられない、繰り返し学習の大変さ、同じことの繰り返しをしているように感じる無力感などが結構大きいかと思います。各学年で学習する漢字の数は決まっていますので、永遠に漢字が湧いてくるわけではありませんが、いつまでやっても終わりがないと言うイメージになりがちですね。それは、次から次に新出漢字は出てくるのに、習った漢字を覚えておらず、読めない書けない漢字が増える一方だからです。1年生の漢字を完璧に読み書きできるようになって2年生の漢字を始め、その2年生の漢字も完璧に読み書きできれば、3年生では3年の新出漢字だけを覚えれば済みます。理論的にはそうなりますが、現実はそうではありません。特に海外で暮らし継承語...
2023.01.10 23:00日本語がカタコトなのは佐藤ミケーレ倭子さんというYouTuberの動画です。自分の日本語がカタコトなのは、ブラジル人の父がカタコトの日本語で話しかけたからだということを面白おかしく話しておられます。真面目に言うと、彼女の日本語はカタコトではないです。飼い犬や父親について尊敬語で話しているところがありますが、間違いはそのくらいで、語順や語彙量、助詞や接続詞の使い方に、若者言葉のくだけた要素はあっても、日本語初心者のような非文的な間違いはありません。一部の発音に発音上の違和感が確かにありますが、ポルトガル語の干渉とは考えにくいので、お父さんのせいではなく、滑舌と言うか、鼻音の問題ではないかと思います。他の動画では、もっと滑らかにシャキシャキ話しておられる回もありますので、ある意...
2023.01.09 23:00攻略法という児童書小学館には、私も娘もとてもお世話になりました。「小学◯年生」学習雑誌は、昭和の子どもだった私は毎月買ってもらって読みましたし、娘もイタリアへ送ってもらって、6年間毎月届くのを楽しみにしていました。娘が読んでいたのを見て、自分の子供時代よりかなり学習雑誌の学習の要素が薄れ、ファッションやゲームソフト、アニメのパンフレットに近い紙面になっているとは感じましたが、それでも、ドラえもんで漢字や九九を覚えることなどが楽しく紹介されていました。児童書、学習雑誌の出版社としての歴史も実力もある小学館から、下のような児童書と銘打った本が出版されていることを最近知りました。出版業界も不景気であることは承知していますが、これはさすがにひどいと感じます。まず、世の中が何であ...
2023.01.08 23:00漢字が大好きなイタリア人の例日本語学習中のイタリア人高校生のお話です。ゼロから日本語を学習しメキメキ上達中で、びっくりするほど漢字を知っています。一体どうやってこんなに漢字を覚えたのか尋ねてみたところ、毎日1時間半漢字を書いて覚えていると答えてくれました。今は学校があるので1時間半だけれど、夏休みは毎日3時間漢字や日本語の文章を書き写し練習していたとのこと。聞いてるだけで腕が痛くなりそうですが、本人は漢字が大好きでどんどん覚えたいそうです。漢字が好きすぎて、作文もやたら漢字を使うので、明治時代の文豪みたいになっていましたが、これだけ覚えたらすごいと感心しています。書けば覚えるタイプであること本人が自分の意思で勉強していること日本の大学に進学し、日本で暮らしたいという明確なモチベー...
2023.01.06 23:00複言語ファミリーにおける日本語学習上記のテーマで、ケルン日本文化会館主催のオンラインセミナーとワークショップが開催されます。対象は、日本にルーツを持つ子供とその保護者で、ドイツ、オーストリア、スイスからの参加者が優先されますが、それ以外の国にお住まいの方も参加できます。ご興味のある方はぜひお申し込みください。詳しくは下記を参照ください。
2023.01.05 23:00音読力面白いYoutubeがあると教えてもらいました。仲の良い3人の男性が、それぞれの持ち味を生かして毎回面白いテーマで動画をアップしています。この中の一人が、アメリカ育ちで、高校からは日本在住、日本の大学を卒業したという経歴のケビンさんです。この彼が、日本語の会話はペラペラなのに、音読するとかなり怪しい人になるという回です。高校から日本で教育を受けたとしても、彼の日本語の発話力は、海外で継承語に関わっている者からすると本当に素晴らしいと思うレベルです。発音もほぼ英語の干渉がないし、会話のスピードも日本語が第一言語の人と変わりません。ところが、日本語の文章を読むと、成人としては結構ボロボロです。
2023.01.04 23:00ノベライズ 1以前に、「鬼滅の刃」のノベライズについて書きましたが、他にも小学生向けのノベライズ本がいろいろありますので、まとめてみました。絵本の読み聞かせから次の段階になると、日本語で読書をする子どもとそうでない子どもにはっきり分かれます。日本語で読むものは、せいぜい国語教科書だけという子も少なくないでしょう。日本語でも読書をしてほしいと思っても、どんな本を選べば良いのか、海外在住で手軽に日本の出版物が手に入らない環境ですと、手に取って確認することや子どもが自分で選ぶこともできませんから、選書はとても悩むところです。日本語で漫画を読んだり、動画を見ることももちろん日本語に触れることになりますが、文章を読むこと、読書をすることはある程度習慣と訓練が必要ですので、一人...
2023.01.04 23:00ノベライズ 2こちらは、集英社みらい文庫のノベライズの一部です。集英社の漫画から映画化、アニメ化されたもののノベライズも多くあり、アニメやマンガ好きな子には親しみやすいですね。ノベライズは漫画よりは文章量が多く、ストーリーを追うだけでなく、文を読む必要がありますので、マンガよりは日本語の文を読むことになり、その過程で色々な語彙や表現に触れることができます。漫画だけではなく本を読んでほしいと、古典や名作のような固い重い内容の本を与えて、結局読み進められないという結果になるよりは、子どもにとって面白そうなノベライズから始めてみるのは、おすすめです。
2023.01.02 23:00あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします。子どもたちが元気で、日本語も楽しく学んでいけるように、今年も微力ながらお手伝いできるように頑張ります。教室は、1月14日からレッスン再開の予定です。 ボローニャ こどものにほんご