2020.12.30 23:00良いお年を通りを行き交う人もなく、静かに黒豆を炊いています。オンライン授業では思うようにできない歯痒さもありましたが、日本語を諦めないで続ける小さな支えになれたとしたら幸甚に思います。色々な制約があっても、子どもたちの日本語のために何ができるか考えていきたいと思っています。本年も世界の色々な国からこの小さなサイトをご訪問いただきありがとうございました。何かお役に立っていれば嬉しいです。どうぞ皆様お元気で良いお年をお迎えください。 こどものにほんご
2020.12.13 23:00子どもが選んだ「好きな本」その7ふくべあきひろ 著PHP研究所「好きな絵本を教えてください」と生徒さん達に話した時に、昆虫が大好きな男の子が「おもしろいよ」と持ってきてくれました。文章は短くごく少ないので、自分で文字を読み始めた子だけでなく、読み聞かせにも向いています。絵も特徴的で、絵を見るだけでも笑ってしまうような面白い展開になっています。基本的にナンセンスギャグ絵本の部類になるかと思いますが、何度も読んで結末がわかっていてもこの面白いところを見たくなるんだろうなと思う絵本でした。私に説明してくれながら自分でゲラゲラ笑っていた男の子の笑顔が印象的でした。
2020.12.10 23:00子どもが選んだ「好きな本」その6岡田 淳 著偕成社「先生、この本知っている?おもしろいよ」と5年生の女の子が見せてくれた本です。「この本は読んだことがないわ」と返事しましたが、有名な「二分間の冒険」の岡田淳さんだと後で気付きました。日記形式で書いてあるので、一つずつのエピソードに区切りがあって少しずつ読み進められ、本のサイズも小さめで持ちやすく読みやすいとのこと。挿し絵も結構あって、その絵も雰囲気のあるかわいらしいタッチでした。文章もとても読みやすく、お話もとても面白いそうです。男の子でも女の子でも面白く読める子ども向けファンタジーで、学校を舞台にしたちょっと不思議なお話です。漢字には一部振り仮名付きで、小学校4、5年生位に丁度良いのではと思います。岡田淳さんは、他にもたくさん出版さ...
2020.12.04 23:00ブックサンタになりませんか昨年もお知らせしましたが、厳しい環境にいる子どもたちにも楽しいクリスマスの思い出をと、本を届ける活動をしている団体があります。今年は特に、世界中が大変な状況ではありますが、こんな時こそ誰かのために何かできればと思います。参加する方法は3種類あり、ネットを通じて海外からも協力できます。詳しくは下記のリンク先をご覧下さい。